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車庫飛ばしとは?レンタカーFC本部が徹底解説

はじめに

「車庫飛ばし」という言葉を耳にしたことはありますか?この記事では、物流・運送業界でよく耳にする「車庫飛ばし」について詳しく解説していきます。なぜ車庫飛ばしが行われるのか、運送業者にどのような影響を及ぼすのかを掘り下げ、具体的なリスクやメリット・デメリットを示します。

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車庫飛ばしとは

「車庫飛ばし」とは、車両の登録を実際の駐車場所ではなく、別の場所で行う違法行為を指します。物流業界や運送業界で、特に長距離輸送を担う業者において問題視されています。通常、車両の保管場所を正確に届け出る必要があるため、虚偽の申告は法律違反に当たり、企業のコンプライアンスや法令順守に直結する重要な問題です。

1.1 車庫飛ばしの定義

車庫飛ばしは、車両の実際の使用状況や保管場所を偽って届け出ることを指します。これにより、税金や保険料が低く抑えられる場合もありますが、違法行為であるため罰金等のリスクがあります。

1.2 車庫飛ばしによる罰則

車庫飛ばしによる罰則は、虚偽の保管場所証明申請では20万円以下の罰金、保管場所の不届・虚偽届出では10万円以下の罰金となります。
また、車庫飛ばしに関連する部分では、道路の車庫代わり使用では3ヶ月以下の懲役または20万円以下の罰金と違反点数3点、道路における長時間駐車では20万円以下の罰金と違反点数2点などの罰則が法律で定められています。

参考:自動車の保管場所の確保等に関する法律 https://laws.e-gov.go.jp/law/337AC0000000145

なぜ車庫飛ばしが行われるのか

物流業者や運送会社が「車庫飛ばし」を行う背景には、いくつかの理由があります。法規制やコスト削減のプレッシャーが一因となっていることが多いものの、違法行為であるリスクは非常に高く、メリットよりもデメリットが勝ることを理解する必要があります。

2.1 高額な車庫確保費用の負担軽減

多くの運送会社は、車両台数の増加に伴い、車庫を確保するためのコストが大きな課題となっています。特に都市部では土地の価格が高騰しており、駐車場の賃料も高額です。これが一部の業者が車庫飛ばしを選択する一因となっています。

2.2 車両登録にかかる手間の回避

車両を適切な場所に登録するには、厳格な手続きが必要です。多くの書類や届出が必要なため、手間がかかります。時間的な負担を減らしたい企業が、違法行為に手を染めることもあります。

2.3 法律の認識不足

一部の業者は、車庫飛ばしが違法行為であることを十分に理解していない場合もあります。法規制に対する認識不足が、違法な行為を引き起こしていることが考えられます。

運送業者の車庫飛ばし

「車庫飛ばし」を行う理由は、個々の企業の経営状態や内情により異なりますが、その影響は業界全体で深刻化しています。特に、コンプライアンスの観点から重大な問題を抱えると同時に、罰金などのリスクも付きまといます。

3.1 車庫飛ばしによる罰則

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車庫飛ばしが発覚した場合、罰則が科されます。(詳しくは「1.2 車庫飛ばしによる罰則」をご覧ください)また、違法行為が公になれば、企業の信用やイメージにも大きな打撃を与えることになります。

3.2 コンプライアンスの重要性

現代の物流業界では、コンプライアンスが企業経営の鍵を握っています。車庫飛ばしのような違法行為は、短期的なコスト削減につながるかもしれませんが、長期的には企業の存続を危うくする行為です。法令を守り、適切な手続きを踏むことが、業界での信頼を維持するために不可欠です。

3.3 運送業界の再編と法規制強化

近年、運送業界は再編の波を迎えています。それに伴い、法規制も強化されているため、運送業者は法律を遵守し、車両登録や保管に関するルールを守る必要があります。

まとめ

この記事では、運送業界で問題視されている「車庫飛ばし」について、その定義や原因、そして運送業者が直面するリスクを解説しました。違法行為である車庫飛ばしは、目先のメリットがあるように見えるかもしれませんが、長期的視点では企業を存続危機にさらす可能性すら秘めています。法令順守とコンプライアンスを重視し、適切な車両管理を行うことが、業界内での信頼を築くために重要です。

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